Let Me Be Me

大道無門千差有路。透得此關乾坤獨歩。

せっかくの正月休みだったので、仕事に関係無い本を沢山読んだ。

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photo credit: Ben Oh via photopin cc

せっかくの9連休なので、仕事に関係ない本を中心に読んだ。

この本のタイトルは完全に釣り。原題: "New Geography of Jobs" の通り、イノベーションと都市、雇用との関連性についての研究をわかりやすくまとめたもの。 未来学とかが好きで、投資やキャリアやイノベーションを考える上で色々妄想したい人にとってはすごく良い本。

↑の本の中にところどころ製造業の衰退について書いてある箇所があって、実際衰退していく製造業の中ってどういう感じなのかがはっきりとわかる本。 ポジティブな面にばかり焦点を当てていて、思ったほど、ドロドロした感じはなかった。でも、衰退していく企業の空気感みたいなものは間違いなく味わえる。

会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

半沢直樹の最新作。まあ、漫画的な感じで。(個人的にはルーズヴェルト・ゲームが一番好き)

銀翼のイカロス

銀翼のイカロス

人口ボーナスとかその辺の話題が好きなので、この辺も新興国への長期投資とかに興味がある人は良いかも。

老いてゆくアジア―繁栄の構図が変わるとき (中公新書 1914)

老いてゆくアジア―繁栄の構図が変わるとき (中公新書 1914)

ベンチャー特集がよくまとまっていたので、初めてForbes買った。悔しいなあ。

ローマ帝国ビザンツ帝国厨としては読まざるをえなかった。 東ローマ人以外のいくつかの視点からビザンツ帝国の滅亡を見ることができる。自らの文化によって西地中海を制覇し、自らの文化によって滅亡していくところにイノベーションのジレンマ的なものを感じた。

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

オペレーションまわりの仕事をすることが増えたので、その辺に絡んで買ってみた。 良い本だけど、もっと早く買えばよかったと後悔。業務でAWSとかDockerとか普通に使っている人は正直いらないかなあ。

サーバ/インフラ徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)

サーバ/インフラ徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)

なあなあにしてきたところだったので、筋トレ的な感じで。Haskellの復習になったのも良かった。

アルゴリズムを、はじめよう

アルゴリズムを、はじめよう

Cも適当にしかやってなかったので、ちゃんとCの入門的なところを抑えられた。 RubyのC拡張とかその辺もできるようになりたかったので、ちょうど良いタイミング。次は「ふつうのLinuxプログラミング」に進む予定。

Head First C ―頭とからだで覚えるCの基本

Head First C ―頭とからだで覚えるCの基本

各所で紹介されている本なので、省略。

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

本当に"ありそうな"クラッカーの漫画、業界の人が見ても(むしろ業界の人が見た方が)楽しめると思う。

王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)

王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)